アイドルマスターについていろいろ書くための場

アイドルマスターのアニメについて思うことを出発点に、アイドルマスターについて書きます。
1つの記事ですが連載のように書き足していきます。
その項について結論まで進んでいなくて語弊がある場合もあるかもしれません。
続きを読むからどうぞ。



これを書いている時点で、すでに私の地域では17話までの放送を終えているが、アニメ「アイドルマスター」の、1クール目(1~13話)までの、感想だとか雑感を書いていこうと思う。
まずざっくりと言わせてもらうと、このアニメには相当満足している。
ゲームからプレイしている私が、その理由について説明するにはゲームに関する話が必要になるので、以下まずはその話になる。


そもそも「アイドルマスター」というゲームシリーズにおいて、765プロ所属アイドルたち同士の関係の描写は控えめなものである。
例えば、初代「アイドルマスター」にストーリーモードを追加した、PSP版の「アイドルマスターSP」ではライバル事務所、961プロのキャラクターとしての美希・響・貴音と、各対応キャラクターとのストーリーが展開される。
また「アイドルマスター2」では、キャラクターによって765プロ所属のライバルユニット竜宮小町(伊織・亜美・あずさ)及びプロデューサーである律子と、あるいは961プロ所属のライバルユニットジュピターのキャラクターとの個別の絡みが存在するが、多くはシチュエーションは同一で、セリフがキャラクターによって違う、といった感じである。
第1作である「アイドルマスター」においてはゲーム内でのキャラクター同士の掛け合いはほぼ存在しない、と言っても差し支えない。
見てもらうとわかるが、上の3例のうち、2例が765プロではなく、961プロ所属扱いのキャラクターとの関係になっている。なおかつ、全てがライバルキャラクターとのものである。
なぜなら、あくまでもアイドルマスターというゲームは「アイドルとプロデューサーの関係をシミュレートするゲーム」だからである。
プロデューサーとアイドル(ユニット)という関係で、芸能界の頂上を目指す、という構造上、ライバルキャラクターと戦うことは必然だが、言うなれば味方のアイドル同士の関係は描く必要はない(2では団結力という形で一応ゲームにはその要素は組み込まれている)。