アニメ以後のアイマス曲へのコメント

前回、アイマスの既存曲の中から、自分が好きなものを挙げたのだけれど、
今回はこれまでに、アニメCDに収録された新曲についてコメントしていこうと思う。
それだけの内容。
というのも、前回のようなマイベストに入るには少々冷静に聴く時間が必要なため、
気に入ってるものがあってもまだ入れるわけにはいかなかった。


音楽については素人、かつ、ごく個人的な意見なのでご了承を。
既存曲のリミックスなどと、jupiterのものは除いている。


READY!!
アニメOP1。
神前yuraのアイマスゴールデンコンビの曲。
Xbox360アイマス1でGO MY WAY!!が登場したときの衝撃があって、
それからというもの、ここぞというときの曲ではこの2人に任せたいという気持ちが、スタッフにもファンにもあるように思う。
本当はアニメのBGMも任せたかったそうだが、神前氏が療養中なのでOPだけになったとか。
相変わらずのキャッチーな曲調と歌詞で、アイマス曲としてスッと染みこむ。
さらに、大サビでの盛り上げがこれまでの曲よりもさらに進化している。


おとなのはじまり
なんというインパクト。
アニメ2話の内容をなぞったような歌詞で、使えばよかったのに、という気持ちが強い。
この曲から始まる、OPCD2枚のカップリング4曲は、13人を4ユニットに分けて作られている。


おもいでのはじまり
収録CDの他2曲とすると劣る印象を受けてしまう。
READY!!のアイマス感、おとなのはじまりのインパクトに対して、持っている強みがない。
アイマスにおいてこういうタイプの曲はもっと優れているものがたくさんあるから見劣りするのだ。
やはり雪歩の声がゆりしーの頃と比べると目立つ。


神SUMMER!!
アニメ5話挿入歌。
何がすごいってボーカルのレベルが高い。
すでにゲーム版が配信されているが、どう組み合わせても形になる感じがする。
それも含め、夏曲は全員曲というイメージが自分の中にあって、
2番の恋愛を絡めたような歌詞には違和感を受ける。
なので2分版のほうが好き。


MOONY
アニメ5話ED
なぜかこの曲のメンツに貴音がいない。
誰を外すかは難しいところだが、入れ替えてもよかったように思う。
外すのが難しいというのは、6人曲でありながら、全員の声がしっかり認識でる様な曲になっているからで、
歌詞には、1年のイベントや楽しいものがちりばめられており、宝石箱のような曲になっていると思う。
ドライフルーツがいっぱい入ったケーキみたいな。
こういう例えできたらモテる。
大人数ユニット曲のCD音源としては屈指の出来ではないだろうか。


晴れ色
アニメ8話挿入歌。
道をふらふらと歩き回るあずささんの映像と共にこれが流れたとき、ついにきたか!と思った。
これまでの持ち曲はあずささんの声優、たかはし智秋の歌唱力に頼ったようなものが多く、
キャラクター性との合致という意味では首をかしげるものが多かった。
これこそがあずささん個人曲のスタンダードだと思う。


ハニカミ!ファーストバイト
8話ED。
竜宮小町名義の新曲。
8話にも登場する結婚式というモチーフで作られた曲。
運命の人にあこがれるあずささんと、まだ年若い2人という組み合わせで、
竜宮小町の違った魅力が見える。
歌に関しては最近いおりんはこういうポジションなのか、と笑える。


I’m so free!
BD特典のCDとして、こちらも13人を4ユニット分割しての新曲。
これほどオシャレな雰囲気の曲はアイマスになかった。
そして、歌詞も含めこの3人にバッチリ合う!
この3人が街を一緒に私服で歩いているところを想像するとオーラがパない。


CHANGE!!!!
アニメOP2。
内田哲也氏の作曲だが、この人の曲は、まずショートver.を聴いた後にフルを聴くと、
印象変えてくるような魔法がかかっている。
イントロからしてショート版とは変わっているんですね。


We just started
こういう曲はなかなかアイマス曲として綺麗に入ってこないんだけど、
この曲は歌詞がすごくアイマスの世界観っぽい。
律子と美希はこういう曲得意なのわかってるんだけど、貴音はいまだに定まらないよなー。
かわいい曲のほうがなんだかんだで合ってるように思う。


今 スタート!
これまでのアイマス曲でも、既存のアイドル曲に影響を受けたものは多数あったが、
この曲に関しては、これまででもっとも直近のアイドルに影響を受けているように感じる。
簡単に言うとAKBとかっぽい。


マリオネットの心
こちらも美希のスタンダードを狙いに来た5曲目の個人曲。
方向性としては最初の曲relationsに最も近い。
これもいいのだが、完全に噛み合った個人曲のベストとはいかなかった。
美希が持つ、Pとの恋愛的要素を打ち出す場合だと、
ふるふるフューチャー☆のような歌詞が合っているのはわかっているのだが、
そうすると歌唱的には物足りなさが残る。
他のキャラとは段違いな心境の変化が起きる美希は1曲でどうにかできるキャラクターではないのかな。


自分REST@RT
アニメ13話挿入歌。
区切りとなる前半の最後にふさわしい、変化に向けた曲。
作詞は、特に初期のアイマスで手腕を発揮した佐々木宏人氏。
氏の作曲したアイドルをテーマにした一連の曲の系譜を汲むすばらしい曲に仕上がっている。
これだけ素直なステージに立つ彼女たちの気持ちを歌った曲はない。
泣いてしまった。
ぜひ佐々木氏作曲のアイドル曲と一緒に聴いてほしい。