叙情的な記事でも書こうぜ

どうも。お久しぶりです。
企画をやると言ってちゃんとやらない系男子です。
ちょっとツイートの文字数では入りきらない最近思ったことなんか書こうと思います。
とは言っても短いです。
ふーん、って思ってサラッと読んでくれたらうれしいです。


昔、僕がニートになる前の話ですが、
飲食店でアルバイトをしていました。
そこで一緒に働いていた女性がいました。
わざわざ言うまでもなくいますよねそりゃあ。
大概のところでは同僚の女性って。
それ以上でも以下でもありません。


その人がやめてしまいました。
やめますよね。そりゃあ。
そのうちみんなやめます。
アルバイトというのはそういうものです。


その人の送別会のようなものはしなかったように思います。
今思うとなぜなのでしょう。
その人はいつも笑顔で、不満を外に出さずに、
ありとあらゆる仕事をこなし、みんなに慕われていました。
1年間程度でやめてしまった僕でさえ、
送別会を開いてもらったのに。


その人がやめて数ヵ月後、
ベテランの男性がやめるということで、
送別会が開かれました。
かなりの規模のものでした。
そこに彼女の姿がありました。


会場で、その人と話すチャンスはそれほどありませんでした。
とはいえ、僕は特に話したいと強く思ったわけではありませんから、
チャンス、という言い方が正しいのかはわかりません。


終電が近づいてきて会はお開きとなりました。
二次会へ行こうと言う取っ掛かりを探しているのかもしれません。
みんな、店の前に溜まって、誰はどっちの駅だ、とか色々なことを話しています。


そこで、その人と僕はなんとなく二人になって、
駅に向かって歩き出しました。
後ろで二次会のことをあきらめたのか、
ゆっくりと追いかけてくる気配がしました。


大して何を話したというのでもありません。
お互いこれからどうするのか、とか、そういう話です。
話しながら駅まで歩き、離れてしまったみんなを待ちました。
一緒にいたのは10分程度だったと思います。
しばらくするとみんなが追いついてきて、そのまま別れました。
それからその人とは数年会っていません。


数日前、そのときの先輩に会いました。
そこで、今度飲み会をするけど来ないか?と誘われました。
誰が来るのか?と聞くと、その人が来る予定だったけど来れなくなった、
という話の後に参加メンバーの名前が返ってきました。


僕が入る前のメンツの名前が多かったので、それについてはお断りしました。
しかし思うのです。
その人が来ていれば僕は行ったのだろうか。
そして何か変わったのだろうか、と。